ヨコつながりで行きます!
ホントに久しぶりの投稿となってしまいました。
コロナ禍でさまざまな影響が出ていますが、皆さんはお元気ですか?
私は仕事を始めて以来、最長のお休みをいただいています(涙)が、時間があるおかげでヨコのつながりが深まっています。
ヨコのつながりって?そう、ゲストハウス同士のつながりです。遠隔地はZoomで、近場は実際に会って、オーナー同士が話をする機会が格段に増えました。
その会話から生まれたのが「おうちゲストハウス」という仲間です。
glocal 名古屋バックパッカーズホステル、ゲストハウスほどほど、kawa DOCK、そしてゲストハウスMADOが、一緒になってオンライン宿泊を企画。それぞれが主体のイベントを開催しました。やり方もそれぞれの個性が出て、面白かったです。
そのおうちゲストハウスのメンバーが次に用意したのが
「おとなの課外授業」です!
7月15日 20:00~ 第一回授業を開始します。楽しいことになりますよ~!
おとなの課外授業
ゲストハウスオーナーと一緒に創るこれからのくらし
おとなの課外授業って?
時代が大きく変化をする今、ゲストハウスを営んでいるオーナーたちは、何を考え、どんな営みをしようとしているのでしょうか?現状を考えながら行動する授業をオーナーたちと一緒にやってみようという たくらみです。
皆さんはなぜ旅に出ますか?
私たちゲストハウスオーナーは、何かを発見するために旅に出た経験があります。それは自分探しの旅、気づきを得るための旅、多様な生活や習慣の違いを味わう旅でした。
そのオーナーたちが今、気になっていることをおとなの課外授業を通して一緒に考えたいと思い立ち、宿主を務めます。
ゲストハウスは人が集まる基地。日常から抜け出して、バックパックを降ろし素の自分になって、情報を交換したり、考えを共有することができる場所です。そこが、この授業のスタート地点なのです。
コロナ禍で、これからのくらしは、どうなっていくのか?
くらしを良くするには、何をすべきか?方向はどちらがいいのか?考えあってみませんか。
どんなことを話すの?
もともと少しヨコから社会を見ることが好きな各オーナーのセレクトした題材を基に授業を進めます。
第1セメスターは「自然と共に」をテーマに各オーナーが課題を出しました。3回に分けて語り合います。
1限目 酒造りから考える
MADOのオーナーは、オリジナル銘柄の日本酒を造って販売しているのはご存知の通り。生酛造りという製法にこだわって、自然栽培米を精米歩合90%で仕込んでいます。
麦やぶどうと違い、お米は酒造りには向かない穀物です。それを日本人の繊細なモノづくりによって、丁寧に仕込まれお酒になります。
日本酒の美味しさについて語り合い、発酵の奥深さを探求しましょう。
2限目 太陽エネルギーってどこからくるの
kawadockのオーナーが、管理しているコワーキングスペースSharebaseに集まる宇宙物理学研究者とオーナーが、エネルギーについてわかりやすく解説を試みます。
我々地球上の生物は、太陽からのエネルギーを利用して暮らしています。そのエネルギーはどこから来るの?と素朴な疑問から、明日のエネルギーについて考てみる、ちょっと壮大な話し合いです。
3限目 自然農のお米はおいしいよ
ほどほどのオーナーは、毎年自然農で、古代米を作っています。ゲストや地元の人と一緒に苗床作りから脱穀まで、全て手作業で。
お米は、日本人には非常に重要な作物です。古代米を古代の方法で作っていると、なんだか日本人の生き方が見えてくる。それを現代にアレンジして生活していく方法を、様々な角度から議論してみませんか。

どんなやり方で進めるの?
本当は、皆で集まって授業をしたいのですが、with コロナを意識して、集まるのは少人数に留め、オンラインによる参加を募ります。
毎回、疑問を持つ人が宿主となり課題を投げかけ、皆でそれを認識して、思うことを話し合う方法です。
最初の3時限までは、
7/15(水)20:00~ 宿主:オオシマ
7/29(水)20:00~ 宿主:タイシ
8/5 (水)20:00~ 宿主:こっすー
と週一回ペースで進めますが、その後は月一回程度のペースで開催していく予定です。
好評な課題に関しては、何度かリピート開催をしていきま~す。
他の勉強会と何が違うの?
ゲストハウスオーナーの今の疑問を出発点にしています。知識を共有したり、時には研究者を交えてそれを深めたりしますが、そこに先生はいませんし、明確な答えもありません。皆で一緒に考えるのが、この授業のなのです。
ゲストハウスのコモンルームで隣に座っている人に話を聞いて、興味を持ったらその現場に行って、観て、感じてみる。人と繋がって、それぞれが影響し合い、人生が太くなって、楽しくなる。そんなリアルで起きている行動が、そのままこの授業でも起きることを願っています。
オンライン参加者もその場にいるような雰囲気で、発言ができるように心がけて運営します。

授業に出たらそれでおしまい?
授業を進め、課題を考えていくうちに、参加者自らが行動したいと願ったときには、皆で支え合えるような仕組みができたらいいなと考えています。考えながら応援するのが、このおとなの課外授業の目指すところです。
行動を起こしたい人が主体となってテーマを出し、課外授業を催すこともできます。
おとなの課外授業として、行動を起こす人を後押しをしたり、少額のカンパを募ったりしてお手伝いをしていきたいです。
小さなことから、ゆっくり少しずつ行動して、そこからまた気づきを得られれば、皆と共有し合う。その繰り返しが、おとなの課外授業だと考えています。
一緒に旅に出かけるように、参加してみませんか!
楽しくなりますよ~