土脈潤い起こる(つちのしょううるおいおこる)
土が様々な命を育む準備を始めます。/ 雨水:第4候
また寒波が来て寒い〜朝でしたね。 でも今日から、 二十四節気の始まり立春から次の二節気目の雨水が始まります。
春が来たよ〜♪のお知らせから、降る雪が雨へと変わり雪解けが始まる季節です。
いよいよ大地も動き出すのでしょうね!
そろそろ家庭菜園の土のお手入れをせねば。。。
先日春の陽気に誘われて近くの公園に梅を見に行きました。
暖冬だった昨年より開花が遅いのですが、先ずは梅の出番(笑)と期待に応えてくれていました。
梅の種類はたくさんあるのですが、私が興味ある木は「思いのまま」という名の梅です。
時候の稚拙な絵:女将作

いわれは。。。
赤、白、薄紅、ぼかし色などいろいろな色が「思いのまま」1本の木に咲くから。
珍しい梅を育てたいと愛好家の人たちが交配を繰り返した末にできた品種だそうです。
でも。。。
人がコントロールできる範囲を超え、どこに何色がいくつ咲くかはわからないそうです。
いわば。。。
勝手に弄くり回した人間に対する反抗とも思える勝手であっぱれ!な梅!!
自然の摂理を人がコントロールしては良くないのでは?という思いがここでも浮上します。
先日見に行った「思いのまま」の梅木

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梅とともに ニッポンの春〜♪を感じる庶民の海産物といえば、海藻、ワカメです! 春先に出回る生ワカメは柔らかく磯のいい香りがします。
さしみ好し! しゃぶしゃぶ好し!
でも生わかめは日持ちが良くないので、私は残った分はせっせと干しワカメにて保存します。
今回は生ワカメを炒めて作るお惣菜、箸休めのご紹介です。 この時期同じく出回るちりめんじゃこも合わせて。
七十二候 | mado cafeレシピ
ワカメとじゃこの炒め煮

1) 生ワカメを食べやすい大きさに切り、水切りする。
2) 厚底鍋に油をひき、生姜のみじん切り→ちりめんじゃこ→ワカメの順に加えて弱火で炒める。
3) 2)に日本酒と醤油麹(醤油でも)を加えて味をなじませる。
季節の変化は食材から感じることが多いですよね。
冬の湯気の料理には、日本酒をチビチビとやりながらが合うのですが、
春の食材が出回り出すと、ビールでグビッとが合いますよねえ〜。
ワカメとじゃこの炒め煮はビールの肴にもなりますよ!
では、また次候 〜MADO女将