大雨時行る(たいうときどきふる)
時として折雷を伴う激しい雨が降る頃 / 大暑:末候・第36候
ひまわりの花はいつから小さいサイズばかりになったのだろう??
子供の頃の夏の記憶は、自分より大きい「ひまわり」だった。 炎天下の道を歩いていると戸建ての庭に「夏ですよ〜」と言わんばかりの大きなひまわりにいくつも出会った。 実家にもあった。
成人してからも、咲いたひまわりは私より大きかったので見上げていた。 大雨が降ったり、強い風が吹いた後は花が重すぎて倒れかかっていたけれど、
再び太陽が照りつけると、見事に復活して正面から太陽と向き合って咲いていた。 どこにいったのだろう?
あの威風堂々としたひまわりは… 大人になると忘れるもの・・・たくさんあるのに・・・
忘れたくないものに執着してしまう。
夏のノスタルジー
時候の稚拙な絵:女将作

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猛暑日が多くなった昨今の日本、食卓に登場する食材や料理が暑い地方や国のものが多くなったように思います。 国民的な食思考より、気候による食思考の方が優っている感じで。 例えば、沖縄や東南アジア料理。
ニンニクをよく食べるスペイン料理もそうかな。 暑くても栄養あるものをガツっと食べる料理です。 日本も今までのように、素麺ツルツルのさっぱり食だけでは夏を乗り切れない暑さになりましたものねえ〜 沖縄の野菜といえばゴーヤ。
ゴーヤチャンプルだけではないゴーヤの食べ方をご紹介 夏休み中のmado cafeですが、カフェで夏の好評のメニュー、ゴーヤの竜田揚げです。 苦味が苦手な人もしっかり下味をつけるので、苦味が少なく、油で揚げることによって少し甘みも増します。 七十二候 | mado cafeレシピ
ゴーヤの竜田揚げ

1) ゴーヤを二つ割にして5mm位の厚さに切る。
2) 醤油、味醂、すりおろしニンニクと生姜を適量合わせて1)と数時間漬け込む。 3) 片栗粉をまぶして油で揚げる。
ゴーヤの食べ方ではこれが一番好きかな? なぜってビールに合う!合う!から…(笑)
ではまた次候 〜MADO女将