玄鳥至る(つばめきたる)

ツバメが南からやってくる頃 / 清明・初候:第13候


二十四節気の「清明」になりました。

すべてのものが清らかで生き生きと輝くので清明だそうです。


中国では清明の時期に先祖の御墓参りをします。(お彼岸やお盆の習慣はありません)

その時にお供えして食べるお菓子は「おはぎ」ではなく、「青団」というお団子。

よもぎ団子? と、思って食べていましたが。。。よもぎの味はせず。。。

もち粉に麦の青汁が練りこんで緑色になっているのです。

なぜ麦の青汁なの?と中国の人に聞いてみると。。。

清明=麦もグングン育って緑が濃くなる頃だから、縁起を担いでだそうです。 国は違えども、緑燃ゆる時期の捉え方は一緒なのですね!

そして、 七十二候の清明・初候はツバメが南からやってくる頃です。

暖かい地方を好むツバメが、暖かくなったら日本へ渡ってくるので「春告げ鳥」と言って昔から歓迎されているそうです。

翼を広げると全長に対して2倍の長さの大きな羽根を持つツバメは飛行に長けた鳥で、一回の飛行距離が300km、平均時速が47kmで飛行してくるとのこと。 

しかも、群れで移動せず単独飛行で。カッコイイ〜!ですね。

長旅お疲れ様でした〜♪


また玄鳥(つばくら / げんちょう)はツバメの別名だそうです。 「玄」は黒を表します。赤茶色を限りなく黒に近づけた黒色です。

そして「玄」は奥深さ、深遠い趣をも表しています。 玄人:くろうと↔︎素人:しろうとは日常的に使いますよね。 会津の玄武隊は50才以上の隊で、前線に出て戦うことはなく、戦術を練る側で動いたというのも納得です。 黒と玄の違いは日本人の色彩感覚の深さを感じさせてくれます。 黒いスリムな体型をしたツバメが玄鳥と言われるのもなるほど!ですね。


時候の稚拙な絵:女将作



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春になっても、 コロナの新型変異種や4派など、まだまだ気の抜けない長期戦の状況で気が滅入りますよね。

そんな中で今自分に出来ること。

食生活で言えば、免疫力をつける食べ物を積極的に摂取することですね。

免疫力と腸内環境は密接な関係。 腸を丈夫にするには、良い腸内細菌を増やすことで、醤油や味噌、納豆、漬物などの日本古来の発酵食品がおすすめです。 でも発酵食品って一度に少しずつしか取れないですよね。 で、思いついたのが、コレ! 酒粕料理です。


酒粕は麹菌、乳酸菌、酵母菌などの良菌がが米にくっついて出来ており、まだ菌は生きているのです。

なので、ほら! 酒粕から酵母菌を活性化させてパンを膨らませることが出来るのです。 (発芽玄米酒粕+水+小麦+塩だけで作ったパンです)

このパンは寺田本家さんの「発芽玄米酒粕」を使っています。 (https://www.teradahonke.co.jp/products/sakekasu-kouji/) そのまま菌を生きたまま取り入れたら??の発想から、この酒粕を生きたまま腸内へ届けるメニューを考えてみました。

七十二候 | mado cafeレシピ

発芽玄米麹酒粕入り白和え

和える食材の下ごしらえ(食材はお好みで)

1) 小松菜を軽く塩茹でし、水気を絞っておく。

2) 木の子は半日程度干しておく。

3) 蒟蒻は下ゆでして臭みを消しておく。

4) 1)~3)を混ぜ合わせ、白だし醤油で薄く下味をつけておく。


和え衣の準備

5) 水気を切った豆腐を裏ごしして滑らかにする。

6) 5)に発芽玄米酒粕、すり胡麻、白だし醤油、味醂、マヨネーズを加えて味を整える。

7) 食べる直前に4)と6)を和えて、発芽玄米酒粕をトッピングして完成。


酒粕は若干アルコールが残っているのでお子様には加熱してからお使いください。

和え衣の味付けはお好みですが、酒粕を多めに入れるとオトナの味に、マヨネーズはコクを出す為に使いました。

木の子を干すのは味が凝縮されるのと、他の食材から出る水分を吸収してくれる効果があります。 しっかり食べてコロナにマケズ、春を楽しんで暮らしましょう〜♪

ではまた次候    〜女将





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