蚯蚓出る(みみずいずる)

みみずが土の中から這い出てくる頃 / 立夏:次候・第20候


住んでいる場所がまた緊急事態宣言地区となりました。

初夏の清々しい季節とは裏腹に暫くはフツフツとしたstay homeです。 ヒトは通常の認識できる範囲の外へ突然追いやられた時、うろたえ、ストレスを感じますよね。

コロナ禍ではそれに近い状況だと思います。

コロナウイルスという目に見えない未知の存在の発生で、世界が不条理に振り回されてしまっていることに対する苛立ちもあります。


でも度々のstay homeで、

私は知らないことがあまりにも多いことに気付かされました。 調べても調べても解らないコトだらけで……

(所詮生きている間に知ることの出来る量はたかが知れているのですが…)


そしてある気付き得ました。

知ることも大切なのですが、同時に想像力を働かせることも大切かと。

知らないコト、見えないモノに振り回されて苛立つ…… よくあること。

知らないコト、見えないモノに想像力を働かせてみる…… あまりないこと。

星野道夫さんの本にも書いてあったな。「情報が極めて少ない世界が持つ豊かさとは想像力を引き起こしてくれること」

サン・テグジュペリの本にもあったな。「大切なものは目に見えない」



そんなコトを思っていたら、[蚯蚓出る]の候でした。(みみずって結構嫌われものですよね) 目に見えないモノが大切という例です。


野菜を育てていると、土から上の目に見える葉や実に注力しますが、目に見えない土の中もそれ以上に重要です。

元気な作物が継続して育つ土作りは知識と労力と年月がかかります。

そして、「ああ、良い土になったな」の目安が「みみず」です。

私の畑でもある時からみみずが「コンニチワ〜」と顔を出すようになり。

やっと少しは良い土になったかな?と

顔を出したみみずが愛おしい?存在に変わりました。

『畑にいるフトミミズは有機物を含んだ土を食べ、栄養に富んだフンを出しながら地中を移動し続けます。 そのため地中が耕され、通気性や排水性が高まるとともに肥沃(ひよく)な土壌が作られるそうです』


ありがとーみみず!なのです。


時候の稚拙な絵:女将作

これからも目に見えないモノに想像力を持って楽しむコトを大切にしたいなあと思います。

トトロが見えるメイちゃんみたいに楽しい毎日が送れそうだもの〜♪



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想像力を働かすって料理にも大切だと思います。

まずは、どんな料理を作ろうかな?って想像してみます。

想像してワクワクできれば大丈夫。たぶん成功!

旬の食材 x 調理方法 x 味付けを想像に沿って組み合わせればOK!


そして、笑顔と一緒に食べれれば美味しい素敵な時間になりますね♡

七十二候 | mado cafeレシピ

初夏のトルティージャ:トマト&オニオン版


ランチメニューで定番の卵料理ですが、二十四節気ごと野菜と味付けを少しずつ変えています。

今回トマトには少し酸味が欲しかったので、トマト麹も入れています。

1)トマトは湯むきして適宜の大きさにカット。タマネギもカットする。

2) 厚手鍋にオリーブオイルを引きタマネギを透き通るまで炒め、トマトも加え軽く炒める。(この時出た水分は取って置く)

3) 卵3個+溶いた大1の片栗粉+牛乳90〜110ccを混ぜ合わせ、滑らかになるように漉す。

4) 2)で出た水分に味噌+甘酒+トマト麹を加え(小1・小2・小1位かな) 3)と混ぜ合わせる。

5) 耐熱皿に炒めたトマトとタマネギを敷き詰め、200度のオーブンで10〜15分焼く


中国に番茄鶏蛋というトマトと卵の炒め料理があります。甘酸っぱいトマトとフワ〜とした卵が美味しい料理です。 そこからヒントを得て日本人好みにアレンジしてみました。

トマトを砂糖で炒める代わりに甘酒を。たっぷりの油でフワ〜と炒める代わりに牛乳を使ってヘルシーにしました。

想像力を発揮して〜笑。


ではまた次候  〜MADO女将

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